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パッケージ印刷の「SKU」って何?最適な印刷方法を選ぶための完全ガイド

パッケージ印刷の「SKU」って何?最適な印刷方法を選ぶための完全ガイド

新商品を企画したら、「SKUを増やそう」って言われたけど、SKUって何?と、頭の上に「?」が浮かんでいませんか?
難しそうな言葉に聞こえるかもしれませんが、実はとってもシンプルで、ビジネスの世界では欠かせない大切な言葉です。 

この記事を読めば、SKUがどんなもので、パッケージ印刷とどう関係しているのかが、スッキリわかります。 
読み終わる頃には、SKUが増えても焦らず自信を持って最適な印刷方法を選べるようになりますよ!

 

  1. 「SKU」って、一体なに?
  2. SKUとパッケージ印刷の関係
  3. SKUと最適な印刷方法を選ぶためのチェックリスト

 

「SKU」って、一体なに?

SKUとはストックキーピングユニット(Stock keeping Unit)の略で、簡単に言うと「商品を区別するための番号」のことです。例えば、お店で売っているポテトチップスを考えてみましょう。同じブランドのポテトチップスでも、味によって種類が異なりますよね。

SKU_画像1.jpg

これらは、どちらも同じポテトチップスですが、フレーバーが違うので、お店や倉庫では別の商品として扱われます。この一つ一つの商品に割り当てられた番号が「SKU」です。コンソメ味で1SKU、サワークリーム&オニオン味で1SKUで、合計2SKUとなります。

SKUは、お店や倉庫で、どの商品がどれだけあるかを正確に管理するために使われます。そのため、SKUが多ければ多いほど管理が複雑になるという悩みも出てきます。

でも、安心してください。パッケージ印刷の世界では、このSKUの悩みを解決するのに得意な印刷方法があるんです!

 

SKUとパッケージ印刷の関係

SKUとパッケージ印刷には、深い関係があります。
SKUが多い=多品種
SKUが多いということは、1種類あたりの生産数が少なくなる傾向にあります。例えば…

SKU_画像2.jpg

このように、商品の種類が増えるほど、一度に作るパッケージの数は少なくなりやすくなります。こういったケースを 「多品種・小ロット」 と呼びます。

また、従来の印刷方法(オフセット・グラビア印刷)では、SKU数が増えればその分の版が必要になるため、版代が高額になったり、納期が長くなったりして、時間やコストで不利になってしまいます。
でも、デジタル印刷なら大丈夫!

①版が不要だから、初期費用を抑えられる!
SKUが増えても、版を新しく作る必要がないので、コストをぐっと抑えられます。

②複数のSKUを一度に印刷できる!
いちご味、チョコ味、バナナ味のパッケージを、まとめて一気に印刷できるので、納期も短く済みます。

「多品種・小ロット」のパッケージ印刷は、まさにデジタル印刷の得意分野なんです。

 

SKUと最適な印刷方法を選ぶためのチェックリスト

「結局、うちの商品には何が一番合うんだろう?」そう思ったあなたのために、簡単なチェックリストを用意しました。

 

多い場合

少ない場合

SKUの数

デジタル印刷がおすすめ

オフセット・グラビア印刷がおすすめ

1SKUあたりの印刷枚数

オフセット・グラビア印刷がおすすめ
(1SKUあたりの印刷枚数が1万枚以上)

デジタル印刷がおすすめ
(1SKUあたりの印刷枚数が1万枚以下)

いかがでしたでしょうか?ご自身の商品に最適な印刷方法のヒントは見つかりましたか?
大切なのは、商品の種類や生産量に合った方法を選ぶことです。

1種の商品を大量に刷るなら→オフセット・グラビア印刷
多品種・小ロットの商品を効率的に展開したい→デジタル印刷
が最適な選択肢となります。
※ロット数によっては1SKUでもデジタル印刷にした方が良いケースがあります。詳しくはデジタル印刷についての記事をご確認ください。

 

まとめ:SKUをマスターして、自信を持って発注しよう!

最後に、SKUについて大事なポイントを振り返っておきましょう。

SKUとは、商品を区別するための番号のこと
SKUが多いほど、デジタル印刷が有利になることが多い
SKUが少ないなら、オフセット・グラビア印刷も検討してみよう  

「でも、やっぱりまだ難しいな…」 「分からないから誰かに相談したい…」
そんな方は、ぜひBrixaにお気軽にご相談ください。あなたの商品に最適な印刷方法をご提案させていただきます。一緒に素敵なパッケージを作りましょう!

Brixa
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